絵本しかない本棚

こどもから大人までつい手にとってしまいたくなるような絵本の魅力をお伝えします。

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【0〜2歳向け】破れない&丈夫な絵本8選|ビリビリ期でも安心!長く使えるおすすめ絵本

 

「せっかく買った絵本が、気づけばビリビリに破れていた…」
「お気に入りなのに、ヨダレや歯形でボロボロ…」

そんな経験、ありませんか?

0〜2歳の子どもたちは、絵本に夢中になる一方で、まだ力加減が難しく、何でも口に入れてしまう時期。
普通の紙の絵本ではすぐに破れてしまったり、汚れて読めなくなったりすることも珍しくありません。

 

最近では、こうした悩みに応えるために、破れにくく、舐めても安心な丈夫な絵本が多く登場しています。

 

例えば、
厚紙でできた「ボードブック」
水に濡れてもOKな「おふろ絵本」
やわらかくて安全な「布絵本」

こうした絵本なら、赤ちゃんにも安心して与えることができ、読み聞かせの時間もストレスなく楽しめます。

破れない絵本ってどんな絵本?選ぶときの3つのポイント

「破れない絵本」とひとことで言っても、実はさまざまなタイプや素材があります。
ここでは、0〜2歳の子どもにぴったりな丈夫で長持ちする絵本を選ぶための3つのポイントを紹介します。

ポイント1:ボードブックタイプを選ぶ(厚紙製)

ボードブックとは、すべてのページが厚紙でできている絵本のこと。
指先がまだ器用でない赤ちゃんでもめくりやすく、多少引っ張っても破れにくいのが特徴です。

角が丸く処理されているものも多く、安全性が高いので、思わぬ事故も防げます。
赤ちゃんの「はじめての絵本」としても定番の形です。

ポイント2:布製・防水素材の絵本をチェック

特に0〜1歳の子どもには、布絵本やお風呂絵本などのやわらか素材タイプがおすすめ。
破れる心配がなく、舐めたり噛んだりしても安心です。

音が鳴る・触感が楽しめるしかけ付きのものも豊富なので、内容だけでなく感触遊び用のおもちゃとしても活用できます。

ポイント3:サイズ・形状・表面の加工にも注目

赤ちゃんが自分でめくることを考えると、絵本のサイズ感や手ざわりも重要なポイントになります。

小さすぎず、大きすぎないサイズ(15〜20cm四方が目安)
角が丸いタイプはケガ防止にも◎
表面にラミネート加工があると、汚れやヨダレに強く長持ち

また、持ち運びを考えるなら、軽量タイプやミニサイズも便利です。

子どもが自分で扱いやすく、楽しく読めることも大切なポイントです。

破れない&丈夫なおすすめ絵本8選|0〜2歳児にぴったり!

ここからは、実際に「破れにくくて丈夫!」と人気のある絵本を10冊ご紹介します。
厚紙製(ボードブック)、布絵本、防水タイプなど、素材にこだわった絵本を中心にセレクトしました。

1. いないいないばあ(作:松谷みよ子/絵:瀬川康男/童心社・ボードブック版)

対象年齢:0歳〜
赤ちゃん絵本の超定番が、丈夫なボードブックで登場。
ページが厚くてめくりやすく、破れにくいので長く使える。

2. だるまさんが(作・絵:かがくいひろし/ブロンズ新社・ボードブック)

対象年齢:0〜2歳
シンプルでテンポのいいリズムが人気。
丈夫なつくり&角が丸く、小さな手でも安心。

3. しましまぐるぐる(絵:かしわらあきお/学研プラス・ボードブック)

対象年齢:0歳〜
高コントラストの色づかいが視覚刺激に◎。
厚紙でしっかりしていて、かじられても丈夫!

4. もいもい(監修:開一夫/ディスカヴァー・トゥエンティワン・ボードブック)

対象年齢:0歳〜
赤ちゃんの脳研究から生まれた視覚的絵本。
しっかりした作りで破けにくく、初めての1冊にぴったり。

5. はらぺこあおむし ソフトブックミニ(エリック・カール/偕成社)

対象年齢:0〜2歳
世界的名作を布絵本化。しかけも豊富で長く遊べる。
お出かけのお供としてもおすすめです。

6. みんなでね(作:まつい のりこ/偕成社・ボードブック)

対象年齢:1〜2歳
「みんなでねる」だけのシンプルな展開が心地よい。
厚紙製でページがしっかりしているので繰り返し読みOK。

7. アンパンマン はじめてえほんシリーズ(フレーベル館・ボードブック)

対象年齢:1〜2歳
子どもが大好きなアンパンマンが登場する安心設計の絵本。
耐久性に優れ、持ち歩きにも便利な小型サイズ。

8. 水にぬれると色がかわるおふろえほん(永岡書店)

対象年齢:0〜1歳
水に濡れると色が変わるおふろ用ビニール絵本。
防水+柔らか素材で破れる心配なし!

ポイントは「素材+サイズ+遊び心」。
赤ちゃんが安心して使えて、大人も扱いやすい丈夫な絵本は、読み聞かせもラクになり、長く活躍してくれます。

絵本を長く使うための+αの工夫

どんなに丈夫な絵本でも、毎日使っていれば少しずつ劣化していきますが、ちょっとした工夫を加えるだけで、絵本の寿命はぐんと伸びます。

絵本を“補強”して使う

布絵本やボードブックに比べて、一般的な紙製の絵本はどうしても破れやすいもの。
それでもお気に入りの1冊を長く使いたいときは、補強グッズや工夫が役立ちます。

  • 透明ブックカバーをつける
    → 表紙やページが折れるのを防止。100均やネットで購入可能。
  • ページの補強には“透明フィルムテープ”が便利
    → セロハンテープより目立たず、破れたページの補修に最適。

衛生面が気になるときは“拭ける素材”や洗える絵本を選ぶ

舐めたり、よだれで濡れてしまうことが気になる方は、防水加工や布素材の絵本を選ぶのが安心です。

布絵本なら手洗い・洗濯OKのものも多く、ビニール加工されている絵本は、除菌シートでサッと拭けます。

なんでも口に入れてしまう時期だからこそ、衛生的に利用できる素材の絵本を選びを心掛けたいですね。

絵本収納で“型崩れ・ページ折れ”を防止

絵本の劣化は、読んでいるときだけでなく、収納状態が悪いときにも起こりやくなります。
特に、ぐしゃっと積み上げたり、引っ張り出し放題の棚では、破れ・折れ・汚れの原因に。

 

絵本棚やボックス収納で“立てて”保管
よく読む絵本は“手前に取りやすく”、使用頻度を考えた配置を心掛ける
倒れたり曲がったりすることを防ぐため、本のサイズや量に合わせたスペースを確保する

このように、ダメージを極力抑えた収納を心掛けることで日常的な劣化を最小限に減らせます。

 

絵本も大切に扱うことで、子ども自身にも“物を大事にする心”が育まれます。

まとめ|破れない絵本で、安心&快適な読み聞かせタイムを

赤ちゃんや小さな子どもにとって、絵本は「おもちゃ」であり、「言葉の入り口」であり、「親子のコミュニケーションツール」でもあります。
でもその一方で、「すぐに破られてしまう…」「汚れてボロボロに…」という悩みがつきものですよね。

そんなときは、“破れない・丈夫な絵本”を選ぶだけで、日々のストレスがぐっと減ります。

 

「ダメ!」と注意せずに、自由に触らせてあげられる
舐めても噛んでもOKな素材なら、安心して見守れる
壊れにくいから、兄弟やお友だちともシェアしやすい

素材や形状に配慮された絵本は、親も子も笑顔になれるやさしいアイテムです。

 

他にも、丈夫な絵本は0歳から2歳、そしてそれ以降も手に取られやすく、子どもの成長とともに読み継がれる存在になり良いことずくめ。
「この絵本、小さい頃ずっと読んでたよね」と親子で振り返る日が、きっとやってきます。

絵本を選ぶとき、内容ももちろん大事ですが、“素材”にもぜひ目を向けてみてください。
その1冊は、あなたとお子さんにとって、ずっとそばにいてくれる1冊になるはずです。